まゆみの実

まゆみの実
今日はお客さん宅の庭で綺麗な花と言うか、実を見つけました。

今まで見たことがなかったのですが、まゆみと言う木だそうです。

小雨の中で、あまりに綺麗な色をしていたので写真を撮らせていただきました。

少し調べてみると、まゆみの木は、材質が強いうえによくしなる為、昔から弓の材料として使われ、まゆみ「真弓」という名前の由来になったそうです。

また、まゆみという漢字は「檀」とも書き、まゆみという木は、弓の材料でもあるとともに紙の材料にもなり、このまゆみからできる紙は、「檀(まゆみ)」からできる紙ということで「檀紙(だんし)」と呼ばれていたそうです。

檀紙(だんし)とは、縮緬状のしわを有する高級和紙で、平安時代以後、高級紙の代表とされ、中世には讃岐国・備中国・越前国が産地として知られていたそうです。

徳川将軍による朱印状も原則として檀紙が用いられていたようです。

後に、材料はまゆみから楮「こうぞ」に変わりましたが、紙の名前は「檀紙(だんし)」のままだったそうです。

又一つ豆知識が増えました。

綺麗なものは見ているだけで良い気分になります。

まゆみの実を眺めながら、久しぶりに出会った、おばあちゃんと、ついつい長話をしてしまいました。

最近、話をしだすと、楽しくて、なかなか話が終わらない様な気がします。

おばあちゃん、長話に付き合ってくれて有難うございました。

又、たまに遊びに伺いますね。